かみさまのかきまぜたカプチーノは
しずかにぎんがのほしくずになりました
*
きみのかおに
こうふくの残り香
しろいごはんつぶ
くすくす笑い
*
くろいうみのうえの
はいいろのおふねのうえの
いろのないひこうきが
せかいにえのぐをふりまいて
そらがえでうめつくされて
まちがくれよんでぱすてるでいろえんぴつで
かがやくのだったら
いいのに
しずかにぎんがのほしくずになりました
*
きみのかおに
こうふくの残り香
しろいごはんつぶ
くすくす笑い
*
くろいうみのうえの
はいいろのおふねのうえの
いろのないひこうきが
せかいにえのぐをふりまいて
そらがえでうめつくされて
まちがくれよんでぱすてるでいろえんぴつで
かがやくのだったら
いいのに
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くうきがなくなっちゃったみたいだね
へやのなかでおぼれるね
きいろいでんきゅうのよんじゅうわっとのひかりのつぶつぶが
すいめんのうえでおはなししてる
ぼくがみみをすますと
かれらは しん と
だまってしまった
へやのなかでおぼれるね
きいろいでんきゅうのよんじゅうわっとのひかりのつぶつぶが
すいめんのうえでおはなししてる
ぼくがみみをすますと
かれらは しん と
だまってしまった
みらいがやくそくされていくのはうれしい
これからがうまるのはあんしんなことだ
いつまでもふあんな
まっしろい紙の束は
すててしまおう
まっくろになるまで
うめたみらいの
なんとうつくしいことか
かなしい目をした
ろうばがこちらをみていても
わたしはこのまますすんでゆく
あしたのかがやいていることを夢想しながら
小さなベッドでねむる
これからがうまるのはあんしんなことだ
いつまでもふあんな
まっしろい紙の束は
すててしまおう
まっくろになるまで
うめたみらいの
なんとうつくしいことか
かなしい目をした
ろうばがこちらをみていても
わたしはこのまますすんでゆく
あしたのかがやいていることを夢想しながら
小さなベッドでねむる
どうしてゆうがたはこうふくなのだろう
かなたにみえるまっしろのうみとそらのすいへいせん
ひかりのりゅうしのひとつぶひとつぶが
せかいのかがやきをしっているから
このひがあたえられたよろこびを
ここにあるすべてがしっているから
ゆうがたのあまいくうきをたべてせかいがおわりそうなそらをみあげて
こうふくすぎてなくんだね
なんのりゆうもなくただなくんだね
あしたのふあんもきたいもきのうのこうかいもとおいむかしのおもいでも
ぜんぶすいこんでしまうんだね
おとなになってもこどもみたいに
わけもわからずなけるんだね
こどものときはもうあのひとたちこんなふうになけないんだっておもっていた
でもゆうがたはあまりにもこうふくをふくんでいるから
すいこんだとたんむせかえってなみだがでるんだね
とてもたいせつなことや
ささいなことのなかのちいさなしあわせ
みんなそこにあるんだね
きっとみえているんだね
えいえんのふちはきっとそこにある
ゆうがた
かなたにみえるまっしろのうみとそらのすいへいせん
ひかりのりゅうしのひとつぶひとつぶが
せかいのかがやきをしっているから
このひがあたえられたよろこびを
ここにあるすべてがしっているから
ゆうがたのあまいくうきをたべてせかいがおわりそうなそらをみあげて
こうふくすぎてなくんだね
なんのりゆうもなくただなくんだね
あしたのふあんもきたいもきのうのこうかいもとおいむかしのおもいでも
ぜんぶすいこんでしまうんだね
おとなになってもこどもみたいに
わけもわからずなけるんだね
こどものときはもうあのひとたちこんなふうになけないんだっておもっていた
でもゆうがたはあまりにもこうふくをふくんでいるから
すいこんだとたんむせかえってなみだがでるんだね
とてもたいせつなことや
ささいなことのなかのちいさなしあわせ
みんなそこにあるんだね
きっとみえているんだね
えいえんのふちはきっとそこにある
ゆうがた
ひとびとが
あるいていきます
このさきの
こうさてんのほうへ
こうさてんは
はいきがすと
よるのおもみで
すこし
ゆがんでみえます
あかいひかりがながれて
それはとうろうのようでした
ひとびとがすいめんにゆらめいて
あおじろいかおでわらっています
だれかがてをふって
こうさてんをわたるひとびとは
ゆっくりと
きえていきました
あるいていきます
このさきの
こうさてんのほうへ
こうさてんは
はいきがすと
よるのおもみで
すこし
ゆがんでみえます
あかいひかりがながれて
それはとうろうのようでした
ひとびとがすいめんにゆらめいて
あおじろいかおでわらっています
だれかがてをふって
こうさてんをわたるひとびとは
ゆっくりと
きえていきました