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紺色くつしたのうえのしろいΣ
からまりもせずただしくそんざいしている
女学生の足元におちているΣ
そこに宇宙を見た



そとはあめだまのこうずいがおきているらしかった、そこかしこでよろこぶこどもとうたれ死んでいく老人をみかけた、ししゅんきのせいねんたちはあめだまをきにしながらがっこうでえんぴつをもっていた、おとなたちはだれがこんなことをしているのかとおこっていた、そうじのおばさんはせっせとあめだまをはいていた、あつめたあめだまはびんにつめてなんじかんもながめたいとおもっていた、でもいぜんとしてやまないあめだまにうたれつかれてやっぱり死んでしまった、生きているのはししゅんきのせいねんやいえでねているおとなばかりだった、そうこどももよく死んでいた、あめだまにうたれたのもいたし、あめだまをのどにつまらせたのもいた、さんじかんほどのことだった、みちはあめだまだらけでころころすべるからきけんである。



みなそこの/いんうつさばかり/かんでいるから/めはどんどん/あかなくなって/すべてただの/ものになる/おんがくも/みつからないから/みみはふたつとも/ただのあなになる/いろのないあじ/おさなくなくなった/しょうねんとしょうじょ
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