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にんげんいろに
そまっていること
とても
へんなかんじだ


ぼくがきみにあげるびすけっと、じつはふあんでできている。きみ、しっているかしらない。でも、きみたべる。ときどき、わらってる。ぜんぶみえているのかな、ふあんになる。また、びすけっとできる。

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ないてしまうからそのまえに、がらすのこっぷをようい。なみだがたまったらそれに、れもんをしぼってさとうをいれて、れもんじゅーすにしてのみほせ。



こんなにくるしいことが
こうふくだなんて
まったくどうかしているね
にんげんというやつは
ぼくにはとても
りかいできないさ



はだかのからだ
うそつけない
はだかのこころ
まだうそをつく



やさしさでぼくは
いきていけなくなるのかもしれないね



真っ暗な水道の中をころころ転がされてゆくぼーる、もうすぐぼくは真っ黒い水にぼちゃんとおもう、

ぼちゃん。

落ちてみるとそんなに悪くない、まわりはみんな気むずかしそうだけど、僕を嫌ってるふうでもない、何もなかったようにふるまうだけ。ゆっくり流されて、きっとどこかにまたぼちゃん、すこしよごれたぼーるおもう。



あのたくさんのせんたくばさみに、ねこそぎつかまれるのだ、ぼくはきょうふする。せかいにはいくらでもせんたくばさみがあって、みんなものほしざおにかけられて、みたくもないせかいをみてる。せんたくきのなかの、ぬるいおんどをふゆうしていた、かこはとつぜんきりはなされて、めがつぶれるくらいまっしろにあかるい、けれどそれはひょうはくのうそである、せかいにさらされる。かぜは、きてしまう。ぼくはさらわれることをいのって、だまってしろいれつにまじっている。

ふってくるんだ、べつにあめとかじゃなくてね、かんかくが。わかる、からだがかってにうごくの、しらないことをしてるの、しろいかみにいろをなげつけたり、くるったみたいにことばをはきちらしたりね、きっとあれはぼくじゃないとおもうんだけど。


そらがあおすぎたのできょうは
せをむけてねむります
あいするしきさいのつよさも
いまはなみだのほうすいのあいずです


入道雲は
苦渋に満ちた表情をつくっていた
少年は
水面の双子に気付かないで自転車をこいでいる
緑色の
青さなんていうまでもない
蝶々と蜻蛉が睦み合うような冗談を
本気にするような
あつさで
わたしは今
足止めを喰らっている
おぼれるゆめをみていた


こうふくなきもちを
てでこねます
ちぎって
おだんごをつくります
きれいな
いろどりをして
おさらのうえに
ならべます
つまみぐいも
すこしならかまいません
みんなのぶんが
のこっていれば


夕方に似合う音楽が終わって、西日の当たらない青色に染まった部屋で、まだ音の途切れない頭を枕にのせて、せみのこえと飛行機のとぶ音に耳を澄ませて、どこかからハーモニカがきこえないかって、さがしてる。くるおしいほど愛おしい時間、病気みたいに考えるあなたのこと、昔のひと、新しいひと、置き場のない古い思い出、千年前からあった空、体温みたいな空気。



いきていくすべをしらない
わたしのまえで
じょうずにさぎにのみくだされたかえる
ただしいおわりと
おもえなくても
いきるすべをしっている
さぎはただいきる



あなたいまどこ
めかくしふあんげ
のばすしろいて
つかむくうちゅう
とおくでみてる
ひょうじょうをしらない
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