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あたまのなか
うーうー
なっているさいれんは
しずかではない
うみのおとはいつきえたのだっけ
(じつはさいしょからない)

さいれん と ぎたーはどうきょする
とびきりしずかなおとで
なきちらすさいれんをまもる

ぎたーはむかし おとこだった
たくさんこうかいをした おとこだった
かなしみのうみをおよいだ おとこだった

おとこをあいした おんながいた
まいにちはなし いたわるおんな
まいにちおとこを やさしくだいた
おとこはおんながすきだった
かなしいうみの なみうちぎわに
おんなのすがたがみえていた
けれどもおとこはたべられた
あさのひかりによるのじゅんすいに
おとこがしんで おんなはないた
うまれたさいれん おおきくなって
ついにおんなはさいれんになった


さいれん と ぎたーはどうきょした
とびきりしずかなおとで
なきちらすさいれんをなでた

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信号機が血みたいに拡散していた銀のわっかの上で/ここ一二ヶ月もしかしたら一年ほど/見かけていない白黒猫が踊っていたので/やあおまえ死んだのかいときいたが/はいともいいえともいわないから/ははあこいつはわたしよりも年上なのだと思って/お亡くなりになられたんですかときいたら/とっくに死んだとそっけなくいわれて/あっけにとられて見ていたら/また踊り出したので何がそんなに楽しいんですかときいたら/おまえも死んでいることさといわれて/わたしはそのとき銀のわっかには本当に血がついていたんだなあと感心して/この世にばいばいまた明日といった
丸くて白いおさらの上に黒砂糖がひとつぶきりでのせられているような気持ちになるので、
ぼくはそこからふわふわと風船をいめーじしてとんでいきます
上からみるとどこまでもどこまでもしろいに違いないと思っていたのに、
お皿はちっぽけでほかにもたくさん並んでいるのでした
そしてその上にはまた黒砂糖がのっているのでした
ぼくはひとりでないことによろこび
かなしみ
どんどん高く上って
天井にぶつかり


ぐしゃぐしゃになってしまった、か?

hu hu hu ,

しろいかみのおんなのこ

tanoshi i

がかなしそうだ

sekai ha kin iro da

いろいろをみすぎて

min na oi de .

こわれてしまった

いろんなことをぼくはほんとうにしらないが、すなおにしらないままでいきればいいとおもったので、ときどきびっくりしたりしながら、よせいをたのしむことにします。
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